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引受緩和型保険

引受緩和型保険の全てを解説!健康に不安がある方も加入しやすい保険とは

保険に加入したいけれど、健康上の理由で断られた経験はありませんか?「持病があるから」「過去に大きな病気をしたから」という理由で、保険への加入を諦めてしまった方も多いのではないでしょうか。そんな方々に朗報です。今回は「引受緩和型保険」という、健康に不安がある方でも加入しやすい保険について徹底解説します。

  1. 引受緩和型保険とは?健康に不安がある方の保険加入の救世主
  2. 通常の保険と引受緩和型保険の違いは?3つの大きな特徴
    1. 1. 告知項目が少ない
    2. 2. 保険料が割高
    3. 3. 免責期間(待ち期間)がある
  3. 引受緩和型保険の種類とそれぞれの特徴
    1. 引受緩和型医療保険
    2. 引受緩和型がん保険
    3. 引受緩和型死亡保険(終身保険・定期保険)
    4. 引受緩和型収入保障保険
  4. 引受緩和型保険に加入するメリット・デメリット
    1. メリット
    2. デメリット
  5. 引受緩和型保険に加入できない場合もある?加入条件の確認ポイント
  6. 引受緩和型保険の選び方・比較ポイント
    1. 1. 保障内容と保険料のバランス
    2. 2. 免責期間(待ち期間)の長さ
    3. 3. 特定疾病不担保の有無と範囲
    4. 4. 更新時の条件
    5. 5. 保険会社の信頼性と安定性
  7. 実際の加入手続きの流れ
  8. 引受緩和型保険に関するよくある質問
    1. Q1: 持病があっても必ず加入できますか?
    2. Q2: 告知義務違反になるとどうなりますか?
    3. Q3: 免責期間中に発症した病気は、その後も保障されませんか?
    4. Q4: 通常の保険と引受緩和型保険、両方に加入することは可能ですか?
    5. Q5: 引受緩和型保険から通常の保険に切り替えることはできますか?
    6. Q6: 保険料は年齢とともに上がりますか?
    7. Q7: 海外居住中でも加入・継続できますか?
  9. まとめ:健康に不安があっても、適切な保障を

引受緩和型保険とは?健康に不安がある方の保険加入の救世主

引受緩和型保険とは、通常の保険よりも加入条件が緩和された保険商品です。一般的な生命保険や医療保険では、持病や既往症がある場合、保険会社による厳しい審査があり、加入を断られるケースが少なくありません。しかし、引受緩和型保険では、その名の通り「引受基準」が緩和されているため、健康状態に不安がある方でも比較的加入しやすくなっています。

例えば、高血圧や糖尿病などの生活習慣病がある方、過去にがんや心筋梗塞などの大きな病気を経験した方でも、一定の条件を満たせば加入できる可能性が高まります。これは、全ての人が安心して生活するための保障を得られるようにという考えから生まれた保険商品です。

通常の保険と引受緩和型保険の違いは?3つの大きな特徴

引受緩和型保険と通常の保険には、主に以下の3つの違いがあります。

1. 告知項目が少ない

通常の保険では、加入時に詳細な健康状態の告知が求められます。過去5年以内の通院歴、入院歴、検査結果など、細かい項目について正確に答える必要があります。一方、引受緩和型保険では告知項目が大幅に減り、主に「過去2年以内の入院や手術の有無」「現在の通院状況」など、基本的な項目のみとなっています。

多くの生命保険会社の通常の医療保険では20項目以上の告知が必要ですが、引受緩和型医療保険では5項目程度に減少していることが一般的です。このため、細かい健康状態を問われることなく、基本的な条件さえ満たせば加入できる可能性が高まります。

2. 保険料が割高

引受緩和型保険は、健康状態に不安のある方も加入できるよう設計されているため、保険会社側のリスクが高くなります。そのため、通常の保険と比べて保険料が割高に設定されています。

一般的に、40歳男性が月額5,000円の給付金額で医療保険に加入する場合、通常の医療保険なら月々の保険料は約3,000円ですが、引受緩和型医療保険では約4,500円と、1.5倍程度高くなることが多いです。ただし、この割増額は保険会社や商品によって異なりますので、複数の商品を比較検討することをおすすめします。

3. 免責期間(待ち期間)がある

引受緩和型保険には、加入してからすぐには保障が開始されない「免責期間」や「待ち期間」が設けられていることが多いです。これは、加入直後の保険金請求を防ぐための措置です。

多くの引受緩和型保険では、加入から90日間(3か月)は保障対象外となっています。特に、がんなどの特定疾病については、1年間の免責期間を設ける商品もあります。この期間中に発症した病気やケガについては、保険金や給付金が支払われないため注意が必要です。

引受緩和型保険の種類とそれぞれの特徴

引受緩和型保険には、様々な種類があります。ここでは主な種類とその特徴を紹介します。

引受緩和型医療保険

病気やケガによる入院や手術に備える保険です。通常の医療保険と同様に、入院給付金や手術給付金が支払われますが、加入条件が緩和されています。主に以下のような特徴があります。

  • 入院給付金:1日あたり5,000円〜10,000円程度
  • 手術給付金:手術の種類により給付金額が異なる(入院給付金の10倍〜40倍が一般的)
  • 通院給付金:一部の商品では、退院後の通院に対する給付金も設定されている

実際に利用した方の声として、「58歳で糖尿病と診断され、通常の医療保険には加入できなかったが、引受緩和型医療保険なら加入できた。その後胆石の手術を受けた際に給付金を受け取れて本当に助かった」という事例があります。

引受緩和型がん保険

がんに特化した保障を提供する保険です。がんと診断された場合の一時金や、がん治療のための入院・手術給付金などが支払われます。通常のがん保険より加入条件が緩和されていますが、過去にがんと診断されたことがある方は、一定期間(多くの場合5年以上)経過していないと加入できないケースが多いです。

  • がん診断一時金:100万円〜300万円程度
  • がん入院給付金:1日あたり1万円〜2万円程度
  • がん手術給付金:手術の種類により給付金額が異なる
  • 先進医療特約:一部の商品では、高額な先進医療の費用をカバーする特約も付けられる

「45歳で乳がんを経験し、完治後5年が経過したので引受緩和型がん保険に加入。その後別の部位にがんが見つかった際に診断一時金を受け取れて、精神的にも経済的にも支えになった」という体験談もあります。

引受緩和型死亡保険(終身保険・定期保険)

死亡時の保障を提供する保険です。終身保険タイプと定期保険タイプがあり、健康上の理由で通常の生命保険に加入できない方でも加入しやすくなっています。

  • 終身保険タイプ:一生涯の保障、解約返戻金あり
  • 定期保険タイプ:一定期間(10年・20年など)の保障、保険料は終身型より安い
  • 保険金額:100万円〜3,000万円程度(商品により異なる)

「心筋梗塞の既往があり、通常の生命保険では加入を断られたが、引受緩和型終身保険なら300万円の保障で加入できた。家族に万が一のことがあっても最低限の葬儀費用は残せると思うと安心」という声もあります。

引受緩和型収入保障保険

病気やケガで働けなくなった場合に、毎月一定額の年金を受け取れる保険です。健康上の理由で通常の収入保障保険に加入できない方でも、条件が緩和されています。

  • 給付金額:月額5万円〜20万円程度
  • 給付期間:60歳や65歳までなど、設定により異なる
  • 免責期間:働けなくなってから給付開始までの期間(60日・180日など)

「うつ病の既往があり、他の保険会社では断られたが、引受緩和型収入保障保険なら加入できた。その後別の病気で長期療養することになったが、毎月の給付金があったので生活を維持できた」という事例もあります。

引受緩和型保険に加入するメリット・デメリット

引受緩和型保険に加入するメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。

メリット

  1. 健康に不安がある方でも加入しやすい
    通常の保険では加入が難しい持病や既往症がある方でも、比較的簡単な告知で加入できる可能性が高まります。
  2. 告知項目が少なく、手続きが簡単
    詳細な健康状態の告知が不要なため、手続きが簡単で、審査も通りやすくなっています。
  3. 保障内容は通常の保険と大差ない
    保険料は高めですが、保障内容自体は通常の保険とほぼ同等のものが多いです。入院給付金や手術給付金など、必要な保障をカバーできます。
  4. 無保険状態を避けられる
    何らかの保険に加入しておくことで、万が一の時の経済的な不安を軽減できます。全く保険に入れないよりは、条件付きでも保障があるほうが安心です。

デメリット

  1. 保険料が割高
    通常の保険に比べて1.5倍〜2倍程度保険料が高くなります。長期間加入することを考えると、総支払額の差は大きくなります。
  2. 免責期間がある
    加入直後は保障が受けられない期間があるため、すぐに保障が必要な場合には注意が必要です。
  3. 保障金額に上限がある場合が多い
    引受緩和型保険では、通常の保険よりも保障金額の上限が低く設定されていることがあります。例えば、通常の死亡保険なら数千万円の保障も可能ですが、引受緩和型では1,000万円や2,000万円が上限というケースが多いです。
  4. 持病や既往症に関連する疾病は保障対象外となることも
    一部の商品では、告知された持病や既往症に関連する疾病については、保障対象外となる「特定疾病不担保」という条件が付くことがあります。

引受緩和型保険に加入できない場合もある?加入条件の確認ポイント

引受緩和型保険は加入条件が緩和されているとはいえ、誰でも無条件に加入できるわけではありません。以下のような場合は、引受緩和型保険でも加入が難しい可能性があります。

  1. 現在入院中または入院・手術の予定がある場合
    多くの引受緩和型保険では、現在入院中の方や、入院・手術が決まっている方は加入できません。
  2. 重度の疾患がある場合
    末期がんや重度の心疾患など、生命に関わる重度の疾患がある場合は、引受緩和型保険でも加入が難しいことがあります。
  3. 最近(1〜2年以内)に大きな手術や入院をした場合
    引受緩和型保険でも、直近の健康状態は重視されます。最近大きな手術や長期入院をした場合は、一定期間経過するまで加入が難しい場合があります。
  4. 要介護状態や身体障害がある場合
    日常生活に支障をきたすような要介護状態や重度の身体障害がある場合は、加入が制限されることがあります。

加入条件は保険会社や商品によって異なりますので、気になる商品があれば、まずは保険会社や代理店に相談してみることをおすすめします。また、複数の保険会社の商品を比較することで、自分の健康状態に合った商品が見つかる可能性が高まります。

引受緩和型保険の選び方・比較ポイント

引受緩和型保険を選ぶ際のポイントをご紹介します。

1. 保障内容と保険料のバランス

引受緩和型保険は保険料が割高になりがちですが、必要な保障を過不足なく確保することが重要です。例えば、入院日額1万円の保障が必要なのか、5,000円で十分なのかを考慮し、自分に合った保障内容と保険料のバランスを取りましょう。

2. 免責期間(待ち期間)の長さ

加入から保障開始までの免責期間は、商品によって異なります。できるだけ短い免責期間の商品を選ぶと、早く保障が受けられます。ただし、免責期間が短い商品は保険料が高くなる傾向があるため、バランスを考慮しましょう。

3. 特定疾病不担保の有無と範囲

持病や既往症に関連する疾病が保障対象外となる「特定疾病不担保」条件がある場合、その範囲が広すぎると保障の意味が薄れてしまいます。不担保となる疾病の範囲が狭い商品や、不担保条件がない商品を選ぶとよいでしょう。

4. 更新時の条件

多くの引受緩和型保険は、10年などの一定期間で更新が必要です。更新時に健康状態の再告知が必要か、保険料がどのように変わるかなど、長期的な視点で条件を確認しましょう。更新時に再告知不要で継続できる商品が理想的です。

5. 保険会社の信頼性と安定性

長期間の契約となるため、保険会社の信頼性や財務の安定性も重要な選択基準です。大手保険会社や歴史のある会社の商品を選ぶと、将来的な安心感があります。

実際の加入手続きの流れ

引受緩和型保険に加入する際の一般的な手続きの流れは以下の通りです。

  1. 情報収集と商品選び
    各保険会社のウェブサイトや資料を通じて情報を集め、自分に合った商品を検討します。
  2. 保険会社や代理店への相談
    気になる商品があれば、保険会社や代理店に問い合わせ、詳細な説明を受けます。この段階で、自分の健康状態で加入できるか、おおよその目安を聞くことができます。
  3. 申込書類の記入
    申込書と告知書に必要事項を記入します。告知書には健康状態に関する質問に正確に答えることが重要です。
  4. 審査
    保険会社が申込内容と告知内容を審査します。引受緩和型保険は審査がスムーズに進むことが多いですが、内容によっては追加の質問や条件が提示されることもあります。
  5. 契約成立と保険証券の受け取り
    審査に通過すると契約が成立し、保険証券が送付されます。免責期間がある場合は、その期間が経過すると保障が開始されます。

引受緩和型保険に関するよくある質問

最後に、引受緩和型保険に関するよくある質問とその回答をまとめました。

Q1: 持病があっても必ず加入できますか?

A1: 持病があっても加入できる可能性は高まりますが、必ず加入できるわけではありません。持病の種類や程度、現在の通院状況などによっては、引受緩和型保険でも加入が難しい場合があります。まずは保険会社や代理店に相談してみることをおすすめします。

Q2: 告知義務違反になるとどうなりますか?

A2: 告知義務違反が発覚すると、保険金・給付金が支払われなかったり、契約が解除されたりする可能性があります。引受緩和型保険は告知項目が少ないとはいえ、正確に告知することが重要です。わからない点がある場合は、必ず保険会社に確認しましょう。

Q3: 免責期間中に発症した病気は、その後も保障されませんか?

A3: 多くの場合、免責期間中に発症した病気でも、免責期間が終了した後の入院や手術については保障の対象となります。ただし、がん保険などでは、免責期間中に診断されたがんについては、その後も保障対象外となる場合があります。詳細は各商品の約款を確認しましょう。

Q4: 通常の保険と引受緩和型保険、両方に加入することは可能ですか?

A4: 可能です。健康状態によっては、一部の保障は通常の保険で、加入が難しい保障は引受緩和型保険でカバーするという組み合わせも選択肢の一つです。ただし、複数の保険に加入する場合は、保険料の負担が増えるため、総合的に検討しましょう。

Q5: 引受緩和型保険から通常の保険に切り替えることはできますか?

A5: 基本的には難しいです。健康状態が改善した場合でも、新たに通常の保険に加入申請をする必要があります。その際は通常の告知義務があり、過去の病歴などによっては加入できない可能性もあります。まずは現在の引受緩和型保険を継続しながら、追加で通常の保険への加入を検討するとよいでしょう。

Q6: 保険料は年齢とともに上がりますか?

A6: 多くの引受緩和型保険は、更新型の商品が中心です。更新時には年齢に応じた保険料に変更されるため、一般的には年齢とともに保険料は上昇します。一部の終身型商品では、契約時の保険料が一生涯変わらないものもありますが、その分初期の保険料は高めに設定されています。

Q7: 海外居住中でも加入・継続できますか?

A7: 保険会社や商品によって異なります。一般的には、契約時に日本国内に居住していることが条件となりますが、契約後に海外に移住する場合は継続できることが多いです。ただし、保険金・給付金の請求方法や手続きが複雑になる可能性があります。

まとめ:健康に不安があっても、適切な保障を

引受緩和型保険は、健康上の理由で通常の保険に加入できない方にとって、貴重な選択肢となります。確かに保険料は割高で、免責期間などの制約もありますが、無保険状態よりは安心感が得られます。

自分の健康状態や予算に合わせて、必要な保障内容を見極め、複数の商品を比較検討することが大切です。また、保険の専門家や代理店に相談することで、より自分に合った商品を見つけられる可能性が高まります。

健康に不安があっても、あきらめずに適切な保障を得ることで、将来への不安を少しでも軽減しましょう。引受緩和型保険は、その一助となるはずです。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の商品の勧誘を意図するものではありません。実際に保険に加入する際は、各保険会社の商品内容や契約条件を十分に確認し、ご自身の判断でお決めください。​​​​​​​​​​​​​​​​

著者プロフィール
この記事を書いた人
保険太郎

FP1級ファイナンシャルプランナーの保険太郎です。複雑な保険の世界を、わかりやすく、あなたの人生に寄り添うナビゲーターとしてサポートします。

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